資格・試験ガイド
1級土木施工管理技士とは?
「自分、そして企業価値をも高める、土木・建設業界に欠かせない資格。」
1級土木施工管理技士
1級土木施工管理技士は、建設業法に定められた土木工事関係8業種の許可に際して、営業所ごとに置かなければならない専任技術者並びに工事現場ごとに置かなければならない主任技術者又は監理技術者となることが認められています。
また、特定建設業に係る土木工事業、鋼構造物工事業、舗装工事業(指定建設業)については、国土交通大臣が定める国家資格を有する者として、営業所の専任技術者及び工事現場の監理技術者となることが認められています。
資格取得のメリット
業界で"最も必要とされる資格"
近年の公共工事では、受注のための評価対象の重点が企業の技術力に置かれるようになっているため、業界では必須の資格となっています。
個人だけではなく、企業評価も高める
資格の取得により一人ひとりの評価を高めることは、企業としての評価も高め、企業全体の技術力評価にもつながります。
キャリアアップのための証として
あなた自身にとっても、資格の取得は「技術的知識」と「管理能力」を備えた人材としての証となり、昇進・昇給等キャリアアップの可能性も高くなります。
試験概要
受検資格
令和7年度 受検資格要件
第1次検定 | 第2次検定(※1) |
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19歳以上 (受検年度末 時点) |
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- ※1.「第一次検定合格」については、令和3年度以降の第一次検定合格が対象、また「2級第二次検定合格」については、令和2年度以前の2級技術検定合格も対象。
- ※2. 請負金額4,500万円(建築一式工事は7,000万円)以上の建設工事において、監理技術者・主任技術者 (当該業種の監理技術者資格者証を有する者に限る)の指導の下、または自ら監理技術者・主任技術者として行った経験 (発注者側技術者の経験、建設業法の技術者配置に関する規定の適用を受けない工事の経験等は特定実務経験には該当しない)
第2次検定に関し、上記と同等と認められる受検資格要件
第2次検定 |
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- ※経過措置期間(令和6年度から令和10年度までの間)における旧受検資格の実務経験(対象や証明方法等)の取り扱いについては、従前のとおりとします。
- ※新受検資格における実務経験について(これまでとの主な変更点)は、国土交通省HPをご参照ください。
試験内容
第一次検定
・土木一般・専門土木・法規・共通工学・施工管理(知識)・施工管理法(応用能力)
第二次検定
・施工管理法
試験形式
第一次検定
・四肢択一式(マークシート方式)
・問題A(選択61問中 30問を解答)
・問題B(必須35問中 35問を解答)
・出題96問中 65間を解答
第二次検定
記述式(筆記試験)
・経験記述(必須1問を解答)
・必須問題(必須2問を解答)
・選択問題(1)4問(4問中 2問を解答)
・選択問題(2)4問(4問中 2問を解答)
・出題11問中 7間を解答
合格基準
第一次検定
・全体:得点が60%以上
・施工管理法(応用能力):得点が60%以上
第二次検定
・得点が60%以上
試験地
第一次検定
・札幌・釧路・青森・仙台・東京・新潟・名古屋・大阪・岡山・広島・高松・福岡・鹿児島・那覇(14地区)
第二次検定
・札幌・釧路・青森・仙台・東京・新潟・名古屋・大阪・岡山・広島・高松・福岡・那覇(13地区)
実施概要
申込受付期間 |
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試験日 |
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合格発表 |
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受検料 |
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実施機関
試験業務局土木試験部土木試験課/
TEL:042-300-6860
試験データ
年度 | 種別 | 受検者数 | 合格者数 | 合格率 |
---|---|---|---|---|
R5年 | 第一次 | 32,931 | 16,311 | 49.5% |
第二次 | 27,304 | 9,060 | 33.2% | |
R4年 | 第一次 | 38,672 | 21,097 | 54.6% |
第二次 | 24,462 | 7,032 | 28.7% | |
R3年 | 第一次 | 37,726 | 22,851 | 60.6% |
第二次 | 26,558 | 9,732 | 36.6% | |
R2年 | 学科 | 29,745 | 17,885 | 60.1% |
実地 | 24,204 | 7,499 | 31.0% | |
R元年 | 学科 | 33,036 | 18,076 | 54.7% |
実地 | 24,688 | 11,190 | 45.3% |
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