2024年 建築設備士第二次試験(設計製図) 合格発表

試験結果

本日、11月7日(木)試験元の公益財団法人建築技術教育普及センターより、令和6年 建築設備士「第二次試験」(設計製図)の合格発表がありました。
結果は下記の通りです。

  「第一次試験」
(学科)
「第二次試験」
(設計製図)
試験日 令和6年
6月23日(日)
令和6年
8月25日(日)
試験地 札幌市・仙台市・
東京都・名古屋市
大阪府・広島市・
福岡市・沖縄県※1
実受験者数 2,807人 1,371人
合格者数 935人 732人
合格率 33.3% 53.4%
最終 実受験
者数
3,403人※2
合格者数 732人
合格率 21.5%
  • ※1 沖縄県については、「第一次試験」(学科)のみ実施
  • ※2「第一次試験」(学科)からの実受験者2,807人と「第二次試験」(設計製図)からの実受験者596人の合計

採点結果の区分・合格基準

採点結果
の区分
採点結果については、上位から評価A、評価B、評価C、評価Dの4段階区分とする。
なお、採点の結果、それぞれの割合は次のとおりであった。
評価A:53.4%
評価B:31.8%
評価C:10.1%
評価D:  4.7%
合格基準 採点結果における「評価A」を合格とする。

(参考)令和6年 建築設備士試験 合格者732人の主な属性

主な属性 区分 構成比
職種別 空調設備関連職種 36.9%
衛生設備関連職種 9.2%
電気設備関連職種 29.1%
建築関連職種 11.1%
その他 13.8%
勤務先別 設備設計事務所 10.7%
建築設計事務所 13.0%
空調・衛生設備工事会社 19.7%
電気設備工事会社 7.0%
建設会社 22.3%
官公庁・財団法人等 9.3%
その他(電力・ガス会社、不動産会社等) 18.2%
職務
内容別
設計 48.2%
工事監理 4.5%
施工管理 24.9%
行政 4.2%
その他(維持管理、積算等) 18.2%
年齢別 29歳以下 22.4%
30~34歳 25.0%
35~39歳 21.4%
40~44歳 12.8%
45~49歳 9.0%
50歳以上 9.3%
平均 36.6歳

※構成比は、小数点以下第2位を四捨五入して表示しているため、必ずしも合計値が100にならない場合があります。


※詳細は試験元をご確認ください。
公益財団法人 建築技術教育普及センター

総評

最終合格率は21.5%(昨年より2.4ポイントアップ)試験制度の変更以降、合格者数最多・合格率最高に

今年の一次試験と二次試験を合わせた最終総合合格率は21.5%という結果となり、昨年と比較し高い結果となりました。また、令和2年の試験制度の変更以降で見た場合では、一番高い結果となりました。
合格者数に関しても732人という結果で、こちらも令和2年以降で見た場合、一番多い結果となりました。また、二次試験の実受験者は、令和4年から3年連続増加傾向にあります。

電気設備関連の職種の方が大幅に増加し、建築に携わっている方が減少したことが特徴

合格者の属性も昨年と比べ多少変化が見られました。

  • 職種別では、電気設備関連が大幅に増加し、建築関連・空調設備関連・衛生設備関連が減少となりました。
  • 勤務先別では、電気設備工事会社、官公庁、その他などが増加し、設備設計事務所・建築設計事務所・建設会社が減少となりました。
  • 職務内容別では、施工管理・その他(維持管理、積算等)が増加となりました。
  • 年齢別では、区分29歳以下の方微増、30歳~34歳の方微増、35歳~39歳以上の方が増加したため、平均年齢は昨年に比べ0.3歳下がる結果となりました。

以上のことから、今年の合格者の属性としては、電気設備関連の職種の方・施工管理の職務の方が大幅に増加し、設備設計事務所・建築設計事務所・建設会社に勤務している方が減少する傾向が見られました。これは、昨年とは逆の傾向となり、隔年で似た傾向がみられます。また、合格者の平均年齢下がり44歳以下の方で80%以上占めていることが特徴といえます。

【今後の試験対策】

今年の試験結果から言えることは、受験者数、合格者数、合格率は例年に比べると非常に高い結果となりました。

今年残念ながら不合格となってしまった方は、来年の試験に向けいち早くスタートを切り、新試験制度に対応した減点の少ない答案の作成能力を身に付けることが有効となります。そのためには、法改正や基準改定等に対応した最新の教材や過去の本試験を徹底的に分析し新試験制度に対応した教材での学習をすることをお勧め致します。

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