建築資料研究社 全国建築学生
チャレンジコンペ2026
[特別企画]
審査員 事前インタビュー

Interview

渡辺未央(わたなべ・みお)

隔月刊『コンフォルト』編集長

2006年 日本大学大学院理工学研究科修了。同年、有限会社アイシオール入社、『コンフォルト』編集部に所属する。2022年8月号より同誌編集長。

https://confortmag.net/外部サイトが開きます

「50年先へつなぐ、コトバとカタチ」をテーマにした本コンペにおいて、特に注目している点や、重要視している要素は何ですか?

「コトバとカタチ」を結びつけることは、きっと学生のみなさんが日々の設計の課題のなかで求められ、また意識していることのひとつではないかと思います。このコンペは実現させるための提案よりもアイデアを主眼にしていますし、個人的には学生の方々の自由な発想を楽しみにしているので、このテーマに対してどのようなアプローチで応えてくるのかに期待したいです。

50年先にも価値を持ち続ける建築(カタチ)には、どんな「要素」が宿っていると感じますか?

私たちがつくっている雑誌『コンフォルト』では、職人さんにお話をうかがうことが多いです。すると、各地の気候風土に合わせる工夫など、長い年月をかけて培われた技がたくさんあることに気づかされます。もちろん、素晴らしい建築には、時代を超えて愛される力があることも、を振り返ると理解できると思います。過去の真似をするのではなく、またゼロからあたらしいものを生み出すのでもなく、これまでの歴史から学んだことをその人らしいかたちで「建築」にすることがたいせつなのではないでしょうか。

今回のテーマに関連して、学生に特に参考にしてほしい号や資料はありますか? 編集長・審査員として、注目してほしいポイントがあれば教えてください。

『コンフォルト』2026年2月号
「茶室をひらく」
敷居が高いと感じられる茶室を、もっと自由に捉えることで新たな可能性を感じてもらおうと意識した特集です。
参考)BOOKS & MAGAZINES外部サイトが開きます
『コンフォルト』2025年10月号
「芦沢啓治」
建築家・芦沢啓治さんの特集です。芦沢さんは、とくに最近はアジアでのラグジュアリーな空間を多く手がけています。また、自身の考えを言葉にすることもとてもお上手なので、「コトバとカタチ」を考えるヒントになるでのはないでしょうか。
参考)BOOKS & MAGAZINES外部サイトが開きます
『コンフォルト』2025年4月号
「土」
土という素材が、どのように使われてきたか。これから、どのようなことができるか。学生のみなさんにぜひ読んで、感じてもらいたいです。
参考)BOOKS & MAGAZINES外部サイトが開きます
『コンフォルト』2024年12月号
「日本の気配」
日本らしい感覚を集めた特集です。言葉にできるようで、できない、感性を建築に込めた例を紹介しています。
参考)BOOKS & MAGAZINES外部サイトが開きます

審査員として学生に期待すること、伝えたいことはありますか。

50年後、と聞くと遠い未来の話に感じてしまいますが、学生のみなさんはまだまだ現役で働いている世代だと思います。想像もつかないような変化もたくさん起きているんだろうと思いますが、いまの私たちの感覚と変わらない普遍的な部分もたくさんあると信じているので、自分の身のまわりのことから、発想を広げてもらえたら嬉しいです。

HOME > 建築業界をめざす学生へ TOP > 学生向けイベント > 全国建築学生チャレンジコンペ2026 ~50年先へつなぐ、コトバとカタチ~ > 審査員 事前インタビュー > > 渡辺未央 隔月刊『コンフォルト』編集長

お気軽にご相談ください

日建学院コールセンター

フリーコール0120-243-229

受付時間 10:00~17:00
(土日・祝日・年末年始を除く)

ページトップに戻る